2026年の Instagram 運用は、2023〜2025年までの「アルゴリズム攻略中心」のフェーズから大きく変わり、
“検索メディア化 × Reels標準化 × 保存率重視 × 情報デザインの戦い”
へ完全移行しました。
特に自治体・公共団体・観光関連アカウントは、**“Reelsの情報設計と回遊導線”**が成否を分けています。
また企業アカウントは、フォロワーバブルの時代が終わり、
成果を出すところは 「保存される投稿」と「ブランド体験の統一性」 で圧倒的に差が出る構造に移りました。
本記事では、2026年に伸びている自治体・企業アカウントの共通点を、
最新トレンド・実務ステップ・成功事例のパターンに分けて徹底解説します。
【第1章】2026年Instagramのアルゴリズムは「3つの指標」で動いている
2026年のInstagramアルゴリズムはシンプルで、以下の3点がすべての中心です。
- ■ ① 保存率(Save)
- ■ ② 視聴完了率(Retain)
- ■ ③ 滞在時間(View Duration)
- ① 世界観が統一されている(最重要)
- ② Reels比率が“50%以上”
- ③ 投稿テーマが「検索意図」起点
- ④ 1枚目の“情報力”が異常に強い
- ⑤ 画像より「情報デザイン」
- ⑥ 投稿を「シリーズ化」
- ⑦ コメントより“保存”をKPIにしている
- ⑧ ストーリーズの「配信時間」を固定
- ⑨ アカウントの“役割”が明確
- ⑩ UGC(一般ユーザー投稿)をシステム化している
- ■ STEP1:最初の3秒で「地名・メリット・結論」を置く
- ■ STEP2:カット構成を“引き→寄り”で固定
- ■ STEP3:字幕は“太字8〜12文字×2行まで”
- ■ STEP4:CTAは“ストーリーズへ誘導”
- ■ STEP5:保存される“静止画版”も用意する
- ■ 投稿テンプレ(静止画版)
- ■ 投稿テンプレ(Reels版)
■ ① 保存率(Save)
Reels/投稿ともに最大の評価軸。
特に“情報価値の高い投稿”ほど伸びる。
例:
-
観光地のモデルコース
-
3枚以内で読めるまとめコンテンツ
-
グルメ/移動のTips
-
災害時の行動ガイド
-
住民サービスの図解投稿
■ ② 視聴完了率(Retain)
Reelsは 最初の3秒で価値を伝えられるか が鍵。
構図バリエーションは伸びる順に
-
「引き→寄り」
-
「地名+行動」
-
「比較・ランキング型」
-
「体験してみた」
■ ③ 滞在時間(View Duration)
2026年は“画面停滞時間”という概念が導入され、
投稿カルーセルの情報密度が高いアカウントほど評価される傾向が強まった。
自治体の「わかりやすい図解」投稿は、停滞率が高く、相性が良い。
【第2章】2026年に伸びるアカウントの共通点(自治体・企業共通)
伸びているアカウントは、以下“10の共通点”をほぼすべて押さえています。
① 世界観が統一されている(最重要)
-
テンプレを固定
-
色・フォント・構図が毎回同じ
-
Reelsもフォーマットを統一
フォロワーは**「このアカウント、何をくれるのか」**が一目で理解できることが必要。
② Reels比率が“50%以上”
2025年までの「写真×文章」はほぼ伸びなくなった。
伸びている自治体・企業アカウントは例外なく:
-
投稿の半分以上がReels
-
しかも“情報Reels”
-
ダンス・エモ路線ではなく、**“情報の高速解決”**が基本
③ 投稿テーマが「検索意図」起点
Instagramは2024年から“検索メディア化”が進行し、
2026年は Google検索に近い使い方が定着。
伸びる投稿:
-
「●●市 グルメ」
-
「●●県 観光 1日モデルコース」
-
「確定申告 書き方」
-
「SNS運用 コツ」など
伸びない投稿:
-
なんとなくの写真
-
行事報告
-
イベントまとめ(検索意図が弱い)
検索意図に合うと保存率が爆上がりする。
④ 1枚目の“情報力”が異常に強い
スクロールを止める要素は、次の3点:
-
大きめの文字
-
要点整理(3つに絞る)
-
地名や課題が明確に書かれている
2026年は“情報サムネ”が伸びる。
⑤ 画像より「情報デザイン」
Reelsでも静止画でも、伸びているのは“デザインではなく情報構造”。
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箇条書き
-
比較表
-
地図
-
図解
-
Before→Afterの簡易図
自治体アカウントに強い理由がここにある。
⑥ 投稿を「シリーズ化」
1本では伸びない。
シリーズ化の例:
-
「地域の課題シリーズ」
-
「観光の裏側」
-
「移動の困りごと」
-
「市役所の小ネタ」
-
「SNS改善シリーズ」
シリーズ化は保存率が高くなり、アルゴリズム評価が安定する。
⑦ コメントより“保存”をKPIにしている
2026年は保存・滞在時間が上位指標。
コメント重視から保存重視に完全シフト。
⑧ ストーリーズの「配信時間」を固定
伸びている自治体のストーリーズは、
毎日“同じ時間帯”に投稿されている。
例:
-
朝:市内ニュース
-
昼:観光・グルメ紹介
-
夜:翌日のイベント告知
“視聴の習慣化”が起きるため、安定したリーチにつながる。
⑨ アカウントの“役割”が明確
自治体なら
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観光=別アカウント
-
市政情報=別アカウント
-
子育て=別アカウント
など、役割の明確化が進んでいる。
企業も同じで、
商品紹介・採用・コーポレート
の3分離がトレンド。
⑩ UGC(一般ユーザー投稿)をシステム化している
伸びる観光系アカウントは必ず、
-
「#○○旅」
-
「#○○グルメ」
などのハッシュタグを持ち、UGCを常に拾い上げる。
アルゴリズムはUGCとの相性が良く、外部露出が伸びやすい。
【第3章】自治体アカウントに共通する“成功パターン”
自治体がInstagramで成功するには、
①市民向け情報 と ②観光向け情報 を完全に分けることが重要。
● 成功する自治体の特徴
-
「観光」をReels中心にしている
-
“地名×季節の行事”を強く扱う
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デザイン統一で“ブランド化”している
-
ニッチ情報(穴場・地元民しか知らない場所)を入れる
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公共交通の情報やアクセス図解が上手い
● 特に伸びる投稿
-
「1日モデルコース」
-
「知られざる絶景」
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「季節のイベント」
-
「地元食材の紹介」
-
「旅ナカで役立つTips(バス乗り方/駅ナカ情報)」
【第4章】企業アカウント(2026年)は“ファネルの入口”として使う
企業アカウントは2026年、
**直接売るのではなく、LPへ誘導する“前工程”**として活用される。
■ 伸びる企業アカウントの特徴
-
Reelsで「課題 → 解決の一部紹介」
-
本編(解説)はブログ or LPへ誘導
-
シリーズ化したノウハウ投稿
-
案件導線が自然に流れる構造
■ 逆に伸びない投稿
-
雑記
-
写真だけの投稿
-
企業ニュースだけ
Instagramの本質は“価値を即提示”する媒体である。
【第5章】2026年のInstagram Reels設計の実務ステップ
成功(Reels)投稿は以下の構造。
■ STEP1:最初の3秒で「地名・メリット・結論」を置く
例:
-
「●●市で行くべきスポット3選」
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「知らないと損する●●駅からのアクセス術」
-
「市民向け:補助金ここだけ見ればOK」
■ STEP2:カット構成を“引き→寄り”で固定
最も滞在が伸びる構図がこれ。
■ STEP3:字幕は“太字8〜12文字×2行まで”
情報過多は逆効果。
■ STEP4:CTAは“ストーリーズへ誘導”
-
続きはこちら
-
図解版はストーリーズ
-
申請方法はこちら
■ STEP5:保存される“静止画版”も用意する
Reels+静止画(図解)の組み合わせは2026年の最強パターン。
【第6章】投稿頻度・運用体制(自治体・企業共通)
-
投稿:週3〜5本(Reels2〜3本)
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ストーリーズ:毎日 or 平日
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分析:週1回
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テンプレ更新:月1回
-
フォーマット固定(3〜4種類程度)
■ 必要な体制
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企画
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ライティング
-
撮影(行政は外注OK)
-
デザイン
-
分析
2026年の成功アカウントは“チーム運営”が増えつつある。
【第7章】Instagram運用のKPI(2026年版)
一次KPI(アルゴリズムに効く)
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保存数
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保存率
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視聴完了率
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滞在時間(カルーセル)
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フォロワーの質
二次KPI(成果につながる)
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Webサイト遷移
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LP遷移
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問い合わせ数
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観光地予約数
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体験CVR
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二次交通利用数
自治体は**“住民満足度”、企業は“売上・問い合わせ”**を最重要指標に置く。
【第8章】2026年に成果を出すための「投稿テンプレ」
あなたのブログ内で公開する用に、
“そのまま使える型”まで落とし込みます。
■ 投稿テンプレ(静止画版)
-
1枚目:地名+結論(大きめの文字)
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2枚目:3つの要点
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3枚目:地図 or 図解
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4枚目:詳細説明
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5枚目:CTA(続きはストーリーズ)
■ 投稿テンプレ(Reels版)
-
0〜3秒:結論(文字+動画)
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3〜7秒:引き→寄りの映像
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7〜10秒:ポイント解説
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10〜13秒:比較
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13〜15秒:CTA
【第9章】自治体・企業の成功事例“型”
成功しているアカウントは、次の型を持っている。
① 住民の“困りごと”を即解決
例:
-
ごみ分別
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手続き
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補助金
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イベント
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交通アクセス
② 観光の“迷い”を解決
例:
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回遊ルート
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モデルコース
-
おすすめ時間帯
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季節の絶景
③ 企業の“課題”を1投稿で提示
例:
-
SNS改善
-
マーケティング
-
ブランディング
【結論】2026年のInstagram運用は「情報デザイン × 導線 × 保存率」
2026年は、「おしゃれ」や「写真の美しさ」ではなく、
“情報の編集力”が勝敗を決める時代。
伸びるアカウントの共通点は、
-
世界観の統一
-
Reels中心運用
-
検索意図ドリブン
-
情報デザイン
-
シリーズ化
-
保存率重視
-
UGC活用
-
ストーリーズの習慣化
自治体も企業も、これらの要素を揃えて初めて“上位アカウント”の仲間入りができる。


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