永野芽衣の”二股不倫自爆”のせいで奈緒が得してるのはなぜ？

永野芽衣の“二股不倫自爆”とは何が起こったのか？

2025年4月23日発売の週刊文春において、女優・永野芽衣（25）が俳優・田中圭（40）および韓国人俳優キム・ムジュン（26）との「二股不倫疑惑」が報じられました。写真やLINE文面も公開され、永野側は誤解を招く行動を反省し謝罪しましたが、謝罪コメントは短く形式的で、ネット上では冷ややかな反応が続いています

以降、永野のCMは放送中止や動画削除などの処分が相次ぎ、5月16日までに代言中だった9社の広告がすべて撤回され、ドラマ出演の取り消しも報じられました 。

瞬く間に、いわゆるCM女王候補である永野芽衣が、不祥事によって失速する事態となったわけです。

ニホンモニター発表の2025年上半期CMタレント起用社数ランキング

ニホンモニターが2025年1月1日〜6月22日を対象に集計した、テレビCM出演タレントの起用社数ランキングは以下のとおりです

なぜ「奈緒」が得しているのか？ 渦中の構図を分析

不倫報道で失速した永野芽衣、奈緒が補完役に

永野芽衣と奈緒は、クラシエのシャンプー「いち髪」と「ディアボーテ」などで、それぞれ独立したCM展開を想定されていたようです。しかし永野のスキャンダルで「いち髪」戦略は奈緒1本に絞られ、サントリー緑茶「伊右衛門」でも永野に代わって奈緒の出演が注目されました 。

広告業界関係者からは、「奈緒の“おかえり…”というセリフが癒やされる」と好評を得ており、所属事務所も新規クライアント獲得を積極的に打診しているとの報道もあります。

起用社数10社は前年度を上回る？

2024年上半期データでは、奈緒の起用社数は9社でランク圏外（※Top10には入らず）でした 。それに対し2025年上半期は10社で8位に進出しており、前年よりも起用社が増えたと解釈できます。

これは、永野芽衣など他の人気女優の起用減によって、相対的に奈緒にチャンスが回ってきた結果とも言えます。

永野の起用社数は8社にとどまり、今後も減少の可能性も

永野芽衣の起用社数は8社と、かろうじてランクインしている状態ですが、ナショナルクライアント（味の素、P&G、サントリー食品インターナショナルなど）が外れたことで、すでにスポンサー離脱が進んでいます 。

広告関係者の見立てによれば、年末にかけて起用社数はさらに減少し、ランキング外へ滑落する可能性も指摘されています 。

奈緒の今後の展望と、“漁夫の利”の背景

1. 不祥事リスクの低さ → 安定したイメージ

永野芽衣や橋本環奈などスキャンダル報道が起きたタレントと異なり、奈緒は現在のところ大きなイメージリスクがない「安心できる存在」。そのため多くのブランドがアサイン先として選びやすいという面があります 。

2. CM出演本数・起用社数ともに着実な伸び

奈緒は2024年上半期9社、2025年上半期10社と、前年から起用先を増やしており、着実に伸長しているタレントの一人です。

3. 広告主の代替ニーズを的確に捉えている

元々、クラシエやサントリーのCMに起用されていた奈緒ですが、不測の事態によって永野芽衣が離脱したことで、即補完できる「適役」としての需要が高まりました。

データで見る「漁夫の利」構図の整理

• 永野芽衣：2025年上半期で起用社数8社。ナショナルクライアント多数離脱。スキャンダル影響で今後さらに減少の懸念。

• 奈緒：2025年上半期で起用社数10社。前年より増加。スキャンダルなし、安定した印象。

• CM女王争い：芦田愛菜（19社）、川口春奈（18社）のツートップとは距離はあるものの、奈緒は中堅の座を固めつつある。

このように、永野の失速局面で奈緒が少しずつその“枠”を伸ばしており、文字通り「漁夫の利」を得ている構図です。

今後の注目ポイントと展望

1. 下半期以降のCM起用社数：奈緒が年末にさらに伸ばせば、年間ランキングでも躍進の可能性あり。

2. 新規ブランドとのタイアップ：所属事務所の積極営業が成功すれば、さらなるCM増が期待されます。

3. 永野芽衣の復活戦略：不祥事沈静後に新CM復帰できるか否か、その動向も業界注視。

結びに

「永野芽衣の二股不倫自爆でなぜか得してる奈緒」という視点には、一見皮肉な響きがあるものの、広告業界という現場では現実的な構図として成立しています。スキャンダルによる起用減退を尻目に、奈緒は堅実に起用社数を伸ばし、CMタレントとしての存在感を高めています。

数値で見ると、2025年上半期における奈緒の起用社数「10社」は、前年の9社から増加し、起用順位もランク内に入り込んだ事実がこの“追い風”を裏付けています。

とはいえ、奈緒本人の努力と魅力だけでなく、環境の変化や他タレントの不調といった複合要因によるもの。下半期以降、永野芽衣の復権や他新星の台頭など、CM戦線は依然として流動的です。

業界人でなくとも興味深いのは、タレントの“運”と“時勢”がいかにCM起用に影響するかという点。奈緒の動向は、今後も注目すべきキャンペーン展開の一つとしてウォッチする価値があります。