旧ジャニーズ事務所のタレントがガタガタしてるうちに、プロデューサーの秋元康が男性アイドル育成を仕掛けてきました。
秋元康、育成型男性アイドルグループを始動!劇場常設・三井不動産と共同展開する巨大プロジェクトの全貌

秋元康
日本のアイドルシーンにおいて、“プロデューサー=秋元康”という構図は今や説明不要でしょう。AKB48、乃木坂46など数多くの女性グループを手がけてきた彼が、2025年、再び“男性アイドル”というジャンルに本腰を入れることを発表しました。
今回のプロジェクトは、単なる新グループの結成ではありません。専用劇場の建設、育成を前提としたシステム、そして全国規模での展開という、まさに“令和版のアイドル工場”とも言えるスケールで進行中です。
この記事では、秋元康の新たな挑戦となるこの男性グループの全貌と、過去に手がけた男性プロジェクトの軌跡も踏まえてご紹介します。
■ 秋元康 × 三井不動産 × 東京ドームが仕掛ける、新アイドル創生プロジェクトとは?
2025年夏に始動するこのプロジェクトは、三井不動産・東京ドーム・**秋元康(Y&N Brothers)**の三社が手を組んで展開する本格的な男性アイドル育成計画です。
◆ 応募資格とグループ構想
オーディションの応募資格は以下の通りです。
-
対象年齢:12歳〜26歳(2025年6月30日時点)
-
国籍不問
-
芸能事務所に未所属の男性限定
すでにプロの芸能活動をしていない“原石”を集めて、自社でじっくりと育てていく方針です。これは、AKB48の立ち上げ時にも通じる“育成第一”の姿勢といえるでしょう。
結成後のグループ構成はオーディションの結果によって決定されるため、現時点では人数やユニット形式などは未発表ですが、複数のチーム制を導入する可能性も示唆されています。
■ 活動のメイン拠点は“劇場”!東京都内に専用劇場を新設
最大の注目ポイントが、2026年に東京都内に新設される専用劇場です。
この劇場は、三井不動産が手がける都内の大型商業施設の中に設置予定で、観客数は約300人規模。コンパクトながらもステージと客席の距離が近く、ファンとの“濃密な接点”を重視した設計となります。
この劇場では、年間を通して定期公演が実施され、メンバーは歌・ダンス・トークを磨きながら、観客の前でパフォーマンスを重ねていきます。これは、秋葉原のAKB劇場を彷彿とさせるシステムであり、まさに秋元康の原点回帰ともいえる試みです。
■ ファンとともに育つ“リアル育成型”アイドル
このグループの最大の特徴は、**デビュー前からファンに見守られながら成長していく“公開育成型”**の形式です。
秋元康は過去に「アイドルは未完成でいい。ファンと一緒に育っていく姿にこそ感動がある」と語ってきました。今回のプロジェクトでも、その精神は変わっていません。
グループは専用劇場での定期公演を中心に、三井不動産グループが運営する全国各地の商業施設での出張ライブやイベント、体験型のワークショップなども実施予定です。
たとえば…
-
東京以外の地方商業施設での巡業公演
-
ファンが選ぶ“公演内容”や“衣装選抜”などの参加型企画
-
全国同時ライブビューイング
-
SNSを活用した“推しメン育成投票”
など、デジタルとリアルを融合させた総合的な育成モデルが検討されています。
また、劇場公演以外にもYouTubeやTikTok、X(旧Twitter)などのSNSプラットフォームを活用し、ファンとの双方向コミュニケーションを大切にした展開が予定されており、“会いに行ける”を超えた“育てている感覚”をファンが体感できるよう設計されています。
■ 目指すはアリーナ・ドームツアー!その先にある“新たな景色”
運営側は、このグループの将来的な展開として、アリーナ規模の全国ツアー、さらには東京ドーム公演の実現を掲げています。
つまり、劇場はあくまでも“スタート地点”。AKBが秋葉原劇場から紅白・海外ツアーにまで飛躍したように、今回のグループも“育成段階から成長し、やがて国民的スターになる”というストーリーを描いています。
秋元康自身も「いま、男性アイドル市場には新たな風が必要。従来の枠を超える存在をゼロから生み出したい」と語っており、従来のジャニーズ型でも、K-POP型でもない、日本発の新しいスタイルを模索しています。
■ 過去の実績から見る、秋元×男性グループの可能性
秋元康はこれまでもSHOW-WAやMATSURI、FINALISTなど、さまざまな形で男性グループのプロデュースに挑戦してきました。
とくに2023年にデビューしたSHOW-WA/MATSURIは、昭和歌謡をコンセプトにした“異色の中年アイドル”として話題を呼びました。料理研究家や元アスリートなど、多彩なバックグラウンドを持つメンバーたちが歌う昭和ポップスが、“逆に新しい”とSNSで話題に。
現在もラジオ出演、地方イベント、CDリリースを続けており、根強いファン層を築いています。
今回のプロジェクトはその延長線上にありつつも、より“若年層向け”“王道型アイドル”に舵を切った、秋元康の本気の男性グループ育成計画と言えるでしょう。
■ まとめ|令和の“会いに行ける王子様たち”が、いま誕生しようとしている
秋元康が三井不動産、東京ドームと手を組み、新たに立ち上げるこの男性グループプロジェクトは、「育成」「劇場」「地方展開」「デジタル連動」など、令和のアイドルに必要な要素がすべて詰まった大型企画です。
過去のアイドルとは異なり、初めから完成されたエンタメではなく、「未完成だからこそ応援したくなる」。そんな“育成型エンタメ”が、新しい時代の主役になろうとしています。
東京の劇場から始まる、令和の王子たちの物語。あなたも、その第一章の目撃者になってみませんか?
※今後、オーディションの詳細や劇場の所在地が発表され次第、続報をお届けします。興味のある方は公式オーディションサイトやX(旧Twitter)のアカウントをチェックしてみてください。
コメント