PR
トレンド

3代目今市隆二のタクシー運転手暴行はHIROとの確執が発端だった

記事内に広告が含まれています。

025年7月、芸能界を大きく揺るがせたニュースが飛び込んできた。「三代目 J SOUL BROTHERS」のボーカル・今市隆二が、タクシー運転手に対する暴行容疑で警視庁に事情聴取を受けていたという報道である。端正なルックスと甘い歌声で女性ファンを魅了してきた今市の“まさか”のスキャンダル。だがこの事件の裏には、表沙汰にはされてこなかった、LDH創業者・HIROとの“確執”があったというのだ。

一介のダンサーから巨大帝国を築いたHIRO

HIROこと五十嵐広行は、元ZOOのメンバーとして90年代に活躍。その後EXILEを結成し、ダンス&ボーカルグループという文化を日本に定着させた立役者である。2003年にLDHを立ち上げ、以降はプロデューサーとして多くのアーティストを育ててきた。

日本のエンターテインメントを世界へ EXILE HIROの挑戦 | 深層 | Campaign Japan 日本

LDHとは「Love Dream Happiness」の頭文字。だがその実態は、鉄の掟で統率された「体育会系芸能事務所」であるとも言われる。HIROの目に適わなければ一瞬で干される。そんな緊張感の中、三代目J Soul Brothersは2010年に始動し、今市隆二はボーカルオーディションで選ばれて加入した。

今市の“選ばれし者”としての苦悩

今市はEXILE Presentsのボーカルバトルオーディションでファンの圧倒的支持を受けてデビュー。素朴で謙虚な姿勢が好感を集めたが、裏では相当なプレッシャーを感じていたようだ。特に、相方である登坂広臣との関係性がメディアで取り上げられるたび、無言の比較が続いた。

「HIROさんは臣くん(登坂)の方を評価していた」「歌唱力は今市、ビジュアルとセンスは登坂」――そんな噂が、本人の耳に入らないはずがない。

次第に今市は、完璧な「LDHの顔」でいることに疲れを感じるようになっていったという。ソロ活動も始めたが、表現の幅を広げるたびに、LDHという枠の“窮屈さ”を感じるようになったと周囲は語る。

「降格人事」と噂された新体制

そして2024年末、LDH内に“異変”が起きた。EXILEの運営方針の見直し、グループの再編、所属アーティストのマネジメント構造の変更――この一連の改革の裏で「三代目解散」や「序列入れ替え」の噂が飛び交った。

その中で今市のソロ活動が“凍結”されるという報道も一部メディアで出回り、ファンの間に動揺が広がった。

ある業界関係者はこう語る。

「実は、今市さんがプロデューサー側の人事に強く異を唱えていたらしいんです。若手への権限集中や、グループの解体再構築についても納得していなかったとか。HIROさんとの会議で口論になったという話も出ています」

こうした内部の衝突が、次第に今市の精神状態を追い詰めていったのかもしれない。

タクシー暴行事件の真相

そして、2025年7月某日深夜。都内で今市がタクシー運転手と口論になり、胸ぐらを掴んだとされる暴行事件が報道された。警視庁の発表では「軽微な接触」として処理される可能性もあるが、芸能人である以上、イメージダウンは避けられない。

三代目JSB・今市隆二メンバー書類送検 「殺すぞ」タクシー運転手を脅し暴行を加えた疑い(2025年7月31日掲載)|日テレNEWS NNN

酒に酔っていたとも報じられているが、心の奥に積もり積もったものが爆発してしまったのか――。

かつて「夢を与えることが俺たちの仕事だ」と語っていた今市。だがその内面は、組織と個の狭間で揺れ動き、限界まで張りつめていたのかもしれない。

HIROとLDH、そして次の世代へ

HIROは現在、表立ったプロデュースからは退いているものの、その影響力はいまだ絶大だ。LDHの若手グループが続々とデビューする中、旧世代のメンバーたちはそれぞれの居場所を模索している。

三代目、EXILE、GENERATIONS…「LDH帝国」を支えてきた彼らの物語が、今まさに転換点を迎えているのは間違いない。

ファンの声とこれから

今市を擁護するファンの声は多い。「心が疲れていたんじゃないか」「ちゃんとケアしてあげて」という同情的な意見がある一方、「社会人としてあり得ない」「プロとしての自覚が足りない」と厳しい声も目立つ。

しかし忘れてはならないのは、LDHが“人間ドラマ”の集団であるということ。仲間意識と規律、夢と現実の交差点で、多くのアーティストが葛藤しながら自分の生き様を貫いてきた。

果たして今市隆二はこの壁を乗り越え、再び歌声で人々を魅了できるのか。HIROとの和解はあるのか。そしてLDHという組織は、これからどんな未来を描くのか――。

芸能界の“影と光”を映し出すこの一件は、今後もしばらく注目を集めそうだ。

『24時間テレビ』を最後に日テレ卒業。水卜麻美アナおめでたか!?

コメント

タイトルとURLをコピーしました