
今田美桜
今田美緒が今、最も“得をしている”女優かもしれない。というのも、これまで「清純派」の代表格として、CM女王の座を長らく維持してきた永野芽衣が、まさかの**“ゲスすぎる二股不倫”**で芸能界のど真ん中から転げ落ちようとしているからだ。
しかも、そのスキャンダルの余波で、浮いた椅子をサッと掴んだのが今田美緒だったのだから皮肉なものだ。
■「国民的女優」の信頼に生じた綻び
永野芽衣の清純なイメージに翳りが差したのは、ある週刊誌の報道がきっかけだった。報道では、永野がベテラン俳優・A氏と近しい関で、その親密度が露呈する一方、別の男性と親密なやりとりをしていたとされる“交友関係の重複”が取り沙汰された。
あくまで“友人関係の範疇”とも解釈できる内容ではあったが、「清楚」「誠実」といったイメージを長年守ってきた永野にとっては、些細な揺らぎでもブランドを大きく傷つけかねない。
ネット上では、
「あの芽衣ちゃんがこんな形で名前が出るなんて…」
「人間らしい一面だけど、CMイメージには響くかも」
といった反応が拡散され、一部スポンサーや制作関係者の間では、今後の起用を慎重に検討する空気も出始め、事実タレント起用の見直しも相次いでいる。
もちろん、週刊誌の報道がすべて事実とは限らない。永野本人もこの件について公には語っておらず、真相は不透明なままだ。しかし芸能界において“イメージ”は命。実際の行動以上に、その“見られ方”が問われる世界である以上、ちょっとした疑念も致命的なダメージとなり得るのだ。
永野芽衣という「国民的女優」にかけられた疑念。それは、真偽以上に「イメージとの落差」によって、想像以上のインパクトを持って受け止められている。
■CMスポンサーが次々“降板”へ
永野芽衣といえば、化粧品、自動車、飲料、保険、携帯電話と、ジャンルを問わず数多くのCMに出演し、その年間契約料は推定4億円を超えていた。しかし、今回の不倫報道を受け、複数のスポンサーがCM契約の打ち切り、もしくは放映停止の方向で調整を進めているという。
ある飲料メーカーの広報担当者はこう語る。
「弊社のブランドは“家族との信頼感”がキーです。そういうイメージと正反対の報道が出てしまった以上、企業イメージを守るためにも冷静な判断が求められます」
実際に、複数のCMが差し替えられ、オンエアから永野芽衣の姿が消えている。まさにメディアからの“リストラ”が静かに始まっているのだ。
■今田美緒がまさかの“漁夫の利”
その一方で、テレビ局関係者の間で話題になっているのが「次のCMクイーン」の話題だ。永野芽衣の“空席”を埋める形で最有力とされているのが、今田美緒である。
「今田さんは元々オファーの絶えない存在でしたが、今回の件で“代役候補”として一気に注目が集まっています。特に携帯キャリア系や大手食品メーカーが乗り気です」(広告代理店関係者)
今田はここ数年でドラマや映画での存在感を増しつつ、クリーンなイメージを守り続けてきた。その好感度が、まさに“芽衣ショック”の副産物として、企業の安心材料となっているわけだ。
皮肉なことに、何もしていない今田美緒が、気づけば最大の“勝者”になっていたのである。
■芸能界における「イメージ商売」の怖さ
芸能界は言うまでもなく“イメージ商売”である。どんなに演技が上手くても、どんなに容姿が整っていても、「信頼」が一度壊れると、立て直すのは至難の業だ。
ましてや永野芽衣の場合、これまでの「透明感」「誠実さ」「素朴さ」というブランド価値は、CMスポンサーがこぞって重視していたポイントだった。それを自らの私生活で台無しにしてしまったのだから、企業側の落胆も相当なものだ。
SNSではこんな声も飛び交っている。
「あんなに可愛くて好印象だったのに…結局は裏で何してるかわからないってことか」
「恋愛は自由だけど、不倫と二股は別の話。ファンや相手を裏切るのは許せない」
かつての“国民的女優”の肩書きが、一瞬で“裏切りの象徴”となる…それが今の時代のスピード感だ。
■浮上はあるか?永野芽衣の“再生シナリオ”
それでも、芸能界には「再生」のチャンスがないわけではない。ベッキーや矢口真里など、過去にスキャンダルでどん底に落ちたタレントたちも、数年後に徐々に復活の兆しを見せている。
問題は、時間をかけて信頼を回復できるかどうか。そして、何より本人に“本気で向き合う覚悟”があるかどうかだ。
「しばらくはドラマもCMも難しいでしょうが、舞台などで地道に演技力を磨く道もあります。真摯な姿勢を見せ続ければ、世間の見方も少しずつ変わるはずです」(芸能関係者)
もっとも、今回のような“イメージ破壊”型のスキャンダルは、尾を引きやすい。かつて清楚なイメージで築いたファン層を取り戻すには、並大抵の努力では足りない。
■まとめ:「勝者なき戦い」のなかで笑う者
今回の騒動で、確かに一番の“被害者”は婚約寸前だったA氏だろう。しかし、芸能界という弱肉強食の世界では、こうしたスキャンダルの隙間を狙って、新たなスターが台頭していく。
そして、今もっとも“自然に”その椅子に座りつつあるのが、今田美緒だ。
彼女は一言も口にせず、スキャンダルにも巻き込まれず、ただ真面目に仕事をしてきただけ。その姿勢が、今ようやく報われようとしている。
皮肉なことだが、芸能界では**「何もやらない」が最も得をする**のかもしれない。
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