芸能界の大物・ダウンタウンが、地上波からそっと身を引き、密かに進めている“禁断のプロジェクト”。その名も――「ダウンタウンチャンネル(仮)」。
正式発表はまだにもかかわらず、すでに業界はザワつき、ファンの間では「年内スタートは確定」「会費は月1,000円前後か」など、まるで都市伝説のように情報が錯綜している。
しかし、この期に及んで具体的な内容が見えてこない。松本人志が異常なこだわりを見せ、現場がまとまらず吉本側も引き気味の状況であることが伝わってきた。
松本人志の“地上波撤退”は吉本との確執?
きっかけは、松本人志の突然の沈黙だった。
「性加害疑惑」で表舞台を離れて以降、約半年間、完全に消息を絶っていた松本。だがその裏で、彼は水面下で新たな“メディア帝国”の構想を進めていたという。
ある芸能関係者はこう語る。
「松本さんは、地上波が持つ“忖度の壁”に限界を感じていたんですよ。『ワイドナショー』も『IPPONグランプリ』も、自分の本当にやりたいことじゃなかった。だったらもう、自分たちで配信チャンネルを作ってしまえという発想です」
吉本興業内でも意見は割れた。「地上波に戻るべき」「ネットで勝負しても失敗する」との声があったが、松本の意志は固かった。
特に注目すべきは、現在の吉本社長・岡本昭彦氏との関係悪化説だ。松本と昵懇の仲だった大崎洋・前会長の引退後、事務所の体制に不満を募らせていたとも噂されている。
「大崎さんがいなくなった瞬間から、松本さんは徐々に距離を取り始めた。いまや“吉本から独立”も選択肢に入っているそうですよ」(吉本関係者)
浜田雅功は“老後の保険”?コンビの温度差に懸念も
では、相方・浜田雅功はどうなのか。
実は「ダウンタウンチャンネル」の構想は、当初は松本一人でスタートする予定だったという情報もある。しかし、最近になって浜田も“出演を了承”したというニュースが出て、業界は再びざわめいた。
「浜田さんは“テレビ派”ですからね。若いスタッフに囲まれて毎週番組を回すスタイルが合っている。でも『プレバト!!』や『ごぶごぶ』もそろそろ区切りか、という空気もある。ダウンタウンとしての老後を見据えて、松本さんに付き合うことにしたのでしょう」(バラエティ制作関係者)
ただし、あくまで噂だが「出演は限定的になる」という話もある。「ダウンタウンチャンネル」は二人のコンビ活動を中心に据えつつも、それぞれのソロ企画がメインになる可能性もあるという。
会費1,000円で“懐かしの名番組”が見られる!?
ファンの最大の関心は、「結局、何が見られるのか?」という点だろう。
これまで漏れ伝わっている情報を総合すると──
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「松本紳助」や「一人ごっつ」などのアーカイブ配信
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「ガキの使いやあらへんで!!」の未公開映像
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トーク特番・密着ドキュメント形式の独自企画
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ダウンタウン以外の芸人も参加するサブ企画群
などが候補に上がっているという。
「松本さんは“昭和・平成の笑い”を未来に残したいという思いがあるそうです。著作権や制作会社との調整で配信できるかは微妙ですが、動き出しているのは確かですね」(芸人マネージャー)
しかも、初期は月額500円〜1,000円での提供を想定しているとか。ネットフリックスより安く、Amazonプライム並み。これが事実なら、“昭和平成バラエティの金脈”として爆発的ヒットも夢ではない。
「吉本の逆鱗」に触れる?内情は波高し
一方で、「これが吉本の逆鱗に触れるのでは」と危惧する声もある。
「今後、吉本がタレントを使って似たようなチャンネルを立ち上げる可能性はある。でも松本さんが先に動いたことで、社内の主導権争いが起きてるんですよ」(放送関係者)
現場では、松本にシンパシーを感じて協力したい若手スタッフと、「体制維持」を望む上層部との間で、激しい綱引きが続いているという。
さらに、「資金調達に陰のスポンサーが関わっている」という妙な噂まで流れているのだから、まさに“笑いの裏に潜むドロドロの人間模様”である。
年内スタートは微妙?松本復帰のタイミングと連動か
現在までのところ、チャンネルのスタート時期は未定。当初は2025年7月を目指していたが、機材・システム整備、出演者調整、さらには松本の社会復帰タイミングとの兼ね合いもあり、**「秋以降にずれ込む」**というのが有力説だ。
「松本さん自身、“まだ世間がどう見るか分からない”と慎重姿勢。カメラの前に立つのは“チャンネル開設”と同時になるだろうともっぱらです」(芸能記者)
最後に:ダウンタウンの“本気”が試されるとき
ここまで書いてきたように、「ダウンタウンチャンネル(仮)」は、単なるネット番組ではない。
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松本と浜田の“芸人人生の集大成”
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吉本との関係再構築
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お笑い界の世代交代
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テレビ→ネット時代への移行
こうした複数のテーマが交差する、“令和最大のメディア実験”とも言えるのだ。
今はまだベールに包まれているが、すでに始まっているカウントダウン。松本人志は本当に“笑い”で戻ってくるのか──そして、浜田との再合流は一体どんな形になるのか。
芸人人生40年を超えた彼らが、自らの名を冠して開く“最後の舞台”。見逃すわけにはいかない。
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