日本テレビの看板アナウンサー、水卜麻美。入社以来15年以上にわたって朝の情報番組やバラエティ番組で視聴者の信頼を勝ち取り続けてきた彼女が、今年の『24時間テレビ』(2025年8月31日〜9月1日)を区切りに退社するのではないかという憶測が、業界内外で強まっている。
一部報道では「フリー転身」という表現が取られているが、その背景にはもう一つの大きな“理由”がささやかれている――それが「おめでた」だ。
■ ZIP!“卒業”のタイミングが意味深だった?
2025年3月、水卜アナが長年出演していた『ZIP!』を突如卒業。発表時のコメントは「新しい挑戦のため」とされていたが、明確な次のレギュラー出演はなかった。その後、彼女のメディア露出は控えめになり、イベントや特番などの単発出演のみに絞られるように。
局内では、「この時期にZIP!を降板するのは少し早い」「明確なプロジェクトが見えないのに“次の挑戦”というのは妙だ」といった声が上がっていたという。
また、2024年後半から2025年初頭にかけて、収録現場での彼女のファッションが一気にゆったりとしたシルエットに変化。かつてのタイトなスーツやワンピースから、体型を隠すようなスタイルに。スタイリストやメイク担当も明言を避けているものの、「それっぽい雰囲気を感じた」という関係者の声もある。
■ 中村倫也との結婚2年目、タイミングとしても自然?
水卜アナは2023年3月に俳優・中村倫也さんと結婚。その後も多忙を極める中で家庭との両立を続けていたが、ここへ来て“次のステージ”に向けた準備が本格化していると見られる。
芸能事務所関係者によれば、
「中村さんは2024年末にドラマ出演を一段落させており、家庭を優先できるようスケジュール調整している。水卜さんがもし妊娠していたとしても、夫婦で十分にサポートできる環境を整えているようです」
また別の女性誌編集者も、
「局アナという職業は、ある意味“芸能人よりも制約が多い”。子育てとの両立が難しいこともあり、結婚後1〜2年での退社・妊活というのはむしろ自然な流れ」
と語る。
■ 日テレも“花道”として24時間テレビを選んだ?
水卜アナは2025年の『24時間テレビ』で主要MCの一人として出演予定とされている。これは本人の希望というよりも、局側の「有終の美」としての采配とも言われる。
「水卜アナは2013年から10年以上にわたって『24時間テレビ』に関わってきました。視聴者からの信頼も厚く、あの番組の“顔”の一人。これを最後に退社となれば、これ以上ない花道になる」(日テレ局内スタッフ)
さらに、“おめでた”を公にせずに卒業することについても、「『24時間テレビ』放送直後に正式発表する算段では」との見方が浮上している。
実際、テレビ局は妊娠を発表する時期に非常に慎重だ。安定期を過ぎ、周囲の仕事調整が済んだ段階で公表するのが通例。24時間テレビ直後であれば、局内の混乱も抑えられ、報道対応も最小限で済む。
■ 妊娠は確定か?本人はノーコメントも…
現在のところ、水卜アナ本人や日テレからの正式な発表はない。しかし、複数の記者が“近い筋”から得たという話として以下のような共通点がある:
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ZIP!降板時点で局幹部には「しばらくお休みをいただく」と通達
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24時間テレビを最後に表舞台から離れる調整が進行中
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妊活または妊娠の兆候が複数の関係者証言により裏付けられている
中でも決定的とされるのが、「ZIP!最終週の収録中、彼女がたびたび体調不良で控室に戻る場面があった」という証言。また、記者会見では炭酸飲料や生ものを断るなど、“妊婦あるある”な動きも。
さらに、水卜アナの出演を続けていた某料理番組のスタッフは「急に脂っこいものを避け始めた」と明かしており、周囲の“気遣い”も随所に見られる。
■ フリー転身というより「しばらくお休み」が本音?
“フリーアナ転身”という報道もあるが、実情はむしろ「活動を一時休止して家庭に専念」が現実的だ。すぐに事務所入りして芸能活動を本格化させるには、家庭事情やタイミングが合わないという声が大半。
そのため、今後の展開は以下の2通りが有力とされる:
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出産・育児休養後に、フリーとして再始動
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しばらくはメディア露出を控え、“中村倫也の妻”として静かな生活へ
いずれにせよ、局アナという制約から解き放たれることで、より柔軟なキャリア選択が可能になるだろう。
■ 結論:あくまで“噂”だが、信ぴょう性は高まるばかり
水卜アナの日テレ卒業、そして“おめでた説”――そのどちらも現時点では正式発表がない。しかし、ここまで整然とした動きとタイミング、そして各所からの情報が一致していることを考えれば、「偶然」とするには少々苦しい。
『24時間テレビ』という大舞台を最後に、有終の美を飾る彼女の姿。そしてその裏に、人生の新たなステージへ踏み出す決意があるとすれば、視聴者としては温かく送り出すことこそが、最大のエールとなるのではないだろうか。
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